令和時代の正しいSEO対策について考える
今回のテーマは令和における正しいSEO対策についてです。
検索エンジンの技術も日々進化しており、SEOの在り方もどんどん変わってきています。
ですが残念なことに、未だに一昔前のSEO対策をおこなうWeb制作会社も多いです。
そこでRAデザインの保浦が、
令和における正しいSEO対策とはどういうものなのかを解説していきます。
目次
昔のSEOはコンテンツを軽視した小手先の技術だった
昔はとにかく検索エンジンをだますことに特化した小手先のSEOが主流でした。
例えば、キーワードを羅列しただけの内容のないコンテンツを量産したり、低品質なサイトを量産してリンクを張ったり、SEO業者からリンクを購入できたりもしました。
このようなユーザーのことを考えないコンテンツを軽視したSEO対策によって、検索上位が低品質なサイトで埋め尽くされるという事態が起きたのです。
2000年代後半から検索エンジンの技術が高まってきた
2000年代後半から検索エンジンの技術が高まり、それまでの小手先のSEOはほとんど通用しなくなりました。
キーワードが正しい文脈で配置されているかをチェックされ、その関連ワードも評価されるように。また、被リンクも数より質が重視されるようになったのです。
こうして検索エンジンの評価方法はより複雑に、そして確実なものになってきています。
最近では「キーワードの羅列」「リンクを購入する、被リンクの自演」などは逆にペナルティを受けるようになりました。
つまり、制作を依頼したWeb制作会社のSEO知識が古いままだと、昔の小手先のSEO対策を実施されて大変な被害を受ける可能性があるのです。
SEO対策の大前提
SEO対策の大前提は、ユーザーにとって有益なWebサイトを作ることです。
仮に検索エンジンをだますような新しい手法を発見し、それで効果があったとしても長期的に見れば良いSEO対策とは言えません。
検索エンジンをだます手法は、検索結果とコンテンツが合致しないため、酷くユーザーを落胆させる行為だからです。
「ユーザーの知りたい情報を提供するWebサイトが検索結果上位に常に表示されている」
これが検索エンジンにとってより良い状態であり、その実現のためにGoogleは常に技術開発を続けています。
私たちがするべきことは、検索エンジンをだます事ではなく、有益なWebサイトを提供することなのです。
令和における正しいSEO対策
ここまでの流れでもうお分かりかもしれませんが、令和における正しいSEO対策とは有益なWebサイトを作ることです。
では有益なWebサイトとは具体的にどのようなことを指すのか、詳しく解説していきます!
①コンテンツのオリジナリティ
一番大事なのはもちろん充実したコンテンツです。コンテンツが少ないWebサイトではユーザーが満足するわけがありません。
ですが、ただコンテンツを増やせばいいというわけではなく、オリジナリティが必要です。
他サイトに掲載されているようなコンテンツがいくらあっても検索エンジンは評価してくれません。
自分の体験や経験などを盛り込んだ一次情報をコンテンツに落とし込むことで、付加価値が生まれます。
他サイトにはない、あなたのサイトにしか載っていない情報こそが、ユーザーが求めるものであり検索エンジンに最も評価されるコンテンツです。
検索エンジンがコンテンツを正確に評価できるようになった今だからこそ、ユーザーのニーズを満たすオリジナリティの高いコンテンツを制作しましょう。
②利便性に配慮する
どんなに魅力的なコンテンツが掲載されていても、例えばページを開くのに20~30秒もかかるとなればユーザーは興味を示さないでしょう。
導線がぐちゃぐちゃで、知りたい情報にたどり着けないようなサイトは、ユーザーの満足度を大きく下げることになります。
このような利便性も検索エンジンの評価の対象になります。
たとえSEOを考えなくても、サイトは見やすくて使いやすいほうが良いに決まっています。
SEO対策のためにも、閲覧するユーザーのためにも、利便性を考えたサイト設計を心がけましょう。
③良質なサイトからの被リンク
昔は「被リンクが多く集まる=良質なコンテンツの証」ということで、被リンクの数がSEOにおいて重要な要素と言われていました。
ですが最近は被リンクの数ではなく質を重要視される傾向にあります。
それは小手先のSEOが通用していた時代に、低品質なサイトを量産して被リンクを貼りまくる「ブラックハットSEO」が多発したからでしょう。
対策としてGoogleは「どのサイトから被リンクを貰ったのか」を重視するようになりました。
今ではむしろ低品質なサイトからの被リンクはペナルティ要因になることさえあります。
では良質なサイトから被リンクを貰うにはどうすれば良いのかというと、①で語ったコンテンツのオリジナリティです。
オリジナリティのあるコンテンツはユーザーにとって非常に価値があります。
そのためユーザーの役に立つ情報を届けたいと考えているサイト運営者に注目され、引用などで自然と被リンクが集まるはずです。
まとめ
令和における正しいSEO対策とは、
「オリジナリティのあるコンテンツ」を「利便性に配慮しながら発信」することで「良質なサイトからの被リンク」を集めること。
今後も検索エンジンの技術はどんどん高まることが予想されます。
小手先の技術に頼らない、コンテンツ重視のSEO対策をおこないましょう!