集客力が上がるショップカードのデザインについて考える

いつもご覧いただきありがとうございます。

RAデザインの保浦です。

突然ですが、店舗運営をする際に一番大事ことは何か分かりますか?

正解は自分の店舗をお客さんに知ってもらうこと。

もちろん、魅力的な商品や丁寧な接客、細部にまで行き届いたサービスなど他にも大切なものはたくさんありますが、すべては集客ができてからの話。

そして集客に適しているのがショップカードです。

そこで今回は集客力が上がるショップカードのデザインについて考えていきたいと思います。

ショップカードとはお店の名刺である

ショップカードとはお店の情報が記載されたカードです。

一般的にお店の名前や住所、電話番号などを載せお客様に配るためのもので、言うなれば「名刺を渡すこと」と同様の効果を期待できます。

さらに、お店の情報を伝えるだけではなく、顧客にお店のイメージを印象付けることができます。

きちんとお店のイメージに合ったショップカードを作成することでブランディング効果も見込めるんですね。

ブランディングとは

ブランディングとは、読んで字のごとく「ブランド」を形作るための様々な活動を指して使われる言葉です。

「ブランド」というのは、簡単に言えばある商品を別の(類似した)商品から区別するための一連の要素です。商品のデザインやシンボルマーク、商標、名称、キャッチフレーズ、記号など、様々な要素が組み合わさってブランドを形作ります。

そして、そのような「ブランド」を消費者に認知させ、市場における自社(商品)のポジションを明確化するのが「ブランディング」という活動です。

分かりやすく言うと、「〇〇といえばあの商品」「このシンボルマークはあのサービス」…といった意識をターゲット市場に浸透させるのがブランディングという活動の目的です。

株式会社イノーバより引用

ショップカードが集客につながる理由

①ショップを記憶してもらう

例えば良いお店を見つけた!と来店したお客さんに思ってもらえたとします。

しかし、時間が経つと「あのお店なんて名前だっけ?」「どこにあるっけ?」と忘れられてしまう恐れがあります。

せっかくのリピートしてもらえるお客さんを逃してしまう可能性があるのです。

そんな時にショップカードを渡しておけば店舗情報も載っているので安心ですね。

さらにショップカードがおしゃれなデザインだったりお店の雰囲気にマッチしていればより深くお客さんの記憶にきざまれます。

②思わぬ拡散が得られる場合がある

ショップカードは名刺サイズの大きさで持ち運びに便利です。

ショップカードをもらったお客さんはとりあえず財布などにしまうでしょう。

そして後日、たとえば友達と会った際に

聞いて!この前良いお店見つけたんだ!このショップカードのお店なんだけど…

とお客さん同士でお店を紹介してもらえる場合があります。

一人に渡したショップカードがどんどん広まっていくことが期待できるのです!

③他の宣伝ツールと比べて受け取ってもらいやすい

例えばチラシなどを配布してもお客さんに受け取ってもらえる確率は低いです。

A5サイズなどのチラシは収納にも困り邪魔になるからです。

しかし、先ほど述べましたがショップカードは名刺サイズの大きさで財布やポケットなどにもしまえるため受け取ってもらいやすいです。

ショップカードは小さなチラシとして機能するのです。

ショップカードに載せるべき情報

ショップカードにどんな情報を載せれば良いの?と悩んでいる方へ

載せるべき情報やポイントを紹介します。

①アクセス情報

住所、電話番号、営業時間 ここら辺は必須としてホームページやSNSなども載せれると良いでしょう。

その際にURLではなくQRコードで載せるとお客さんが気軽にアクセスできるのでオススメです。

②お店に来たくなるような情報

おすすめのメニュー。店の特徴やこだわり。店内写真。お客様の声。など

お店に足を運びたくなるような情報を掲載できると他店との差別化にもなり、宣伝ツールとしての力がぐっとあがります。

③お店の雰囲気が伝わるデザイン

ショップカードとはお店の名刺であると先ほどお伝えしました。

そのため、お店の雰囲気にマッチしたデザインを心がけましょう。

久しぶりに財布からショップカードを見つけたお客さんが一目見ただけでどういったお店か思い出せるのが理想です。

集客力が上がるショップカードのデザインを紹介

ここからは私がSNSなどで見つけた、お店のブランディングが上手く出来ているなと感じたショップカードを紹介していきます。

ベーカリーショップ屋「KON•GARI」


出典元:skyearth_design

素敵なベーカリーショップ屋のショップカード。

親しみのある優しい雰囲気で、近所にあったら毎日通いたくなりますね。

「KON•GARI」っていう名前も素敵です。

  • 北海道産小麦 100%
  • 無添加生地
  • 焼きたて

裏面にはお店のこだわりがしっかり掲載されています。

これが先ほど紹介した「②お店に来たくなるような情報」ですね!

シルバーアクセサリーショップ「RuneSorcery」


出典元:wirdrune025

シルバーアクセサリーショップのショップカード。

このように商品写真を掲載すると一目で何のショップか分かるのでおすすめ!

TwitterやInstagramのアカウントや、オンラインショップのQRを乗せることでお客さんが気軽にアクセスできるようになっています。

Cafe de salt

出典元:kidoridesign
出典元:kidoridesign

紙色を黒にすると雰囲気がガラッと変わりますね。

裏面はショップ情報、地図、メニューなど情報が沢山掲載されていますが、綺麗なレイアウトでとても見やすくなっています。

実際にショップカードを作ってみよう!

ここまでショップカードについて詳しく説明してきました。では最後にショップカードを簡単に作れる方法を紹介します。

一番確実なのは名刺作成の会社やデザイン会社に依頼する方法です。

しかし、上記の方法はデザイン代のコストがかかってしまいます。

なるべくショップカードにはこだわりたいけど作成を依頼するとコストがかかる…かといって自分で作るのは難しい…

そんな方にオススメなのが自分で作成する方法です。

ショップカードが作れるサイト→「whoo」

こちらのサイトはデザインテンプレートを使うことで、誰でも簡単にショップカードや名刺を作ることができます!

ぜひお好きなデザインのショップカードを作成してみてください!