ホームページの更新頻度がSEOにどう影響するのかを解説します
ご覧いただき誠にありがとうございます。
RAデザイン代表の保浦です。
「ホームページは作って終わりではなく、定期的に更新していくのが大事」
「SEO対策をするならとにかくサイトの更新頻度をあげる必要がある」
このようなことをよく耳にしませんか?
今回はなぜホームページの更新頻度が大事と言われるのか、それがSEOにどう影響するのかを解説しようと思います。
目次
ホームページの更新頻度がSEOに与える影響
結論から言うと、ホームページの更新頻度を上げることはSEO対策としてかなり効果的です。
具体的にどのような影響を与えるのか今から解説します。
クローラーの巡回頻度が変化する
クローラーとは、ネット上のホームページを巡回して情報を収集し、検索の順位を決めるためのロボット(bot)です。
新たなコンテンツを更新したとしても、このクローラーに認識されなければ、永遠に検索結果に表示されないのです。
そしてクローラーは一度サイトの情報を収集した後も、定期的に更新状況確認のため回ってきます。
回ってくる頻度は対象のホームページの更新頻度に依存するため、頻繁に更新されているサイトには頻繁にクローラーが回ってきます。
逆に更新があまりされないサイトにはほとんど回ってくることはありません。
新しいサービスや商品の情報を発信した時、検索結果に表示されるまでの時間で成果が大きく変わるのは言うまでもありません。
「新商品を大々的に発表したのに、検索結果に表示されたのは半年後。これじゃ何の意味もないよ…。」
なんてことにならないためにも、日頃からホームページを更新しておく必要があるのです。
検索エンジンは情報の鮮度を重視する
情報の鮮度というのは、SEOにおいてとても重要な要素になります。
仮に東京オリンピック関連のキーワードで検索して、2020年ではなく1964年の東京オリンピックの情報が出てきても困りますよね?
なぜならほとんどの人は2020年東京オリンピックの情報が知りたいはずです。
そのため検索エンジンは情報の「鮮度」を1つの評価指標にして検索結果に反映します。
2年間まったく更新がないサイトAと、毎日更新しているサイトBなら、サイトBが評価されて検索上位に表示されるのは当然のことなのです。
被リンクが増えやすくなる
新しい情報を常に更新していれば、それを楽しみに何度もホームページを訪れるユーザーが増えてきます。
いわゆるファンの獲得です。
ファンが増えるほど、更新情報をまとめたページの価値もどんどん高まります。
次第にファンの方はまとめページを「被リンク」で他の方に紹介してくれるようになります。
こうした自然な流れでの被リンク獲得がSEOに最も効果があると言われており、間接的に更新頻度がSEOに効果的だとされる理由の一つです。
ホームページの更新頻度がユーザーに与える影響
何度訪問しても内容が全く変わらないホームページがあったら、あなたはどう思いますか?
新しい情報が得られないので、これ以上訪問する意味がないと思いませんか?
- もしかしたら今掲載されている内容もだいぶ昔の古い情報なのではないか?
- この情報を本当に信用してよいのか?
このようにホームページ自体に不信感を抱く可能性もあります。
ホームページを定期的に更新することは、訪れるユーザーのためにも重要なことなのです。
更新する情報がなくて困っている方へ
とくにコーポレートサイト(会社のHPのこと)で多いのが、そんなに更新する情報がないよ!というケース。
そのような場合におすすめなのが以下を発信すること。
- 営業情報を常に最新の状態に保つ
- 休業日や長期休暇のお知らせを発信する
- 自社の製品を紹介する記事を書く
これらを発信して更新頻度を保つのが良いでしょう。
ここで注意したいのが、いくら更新する内容が無いからと言って
「社長や社員の日記のようなブログ記事*1」をあげてはいけないということ。
ユーザーは社長がランチを食べた情報や、社員の趣味の話などを求めてコーポレートサイトに訪れるわけではありません。
そればかりか、サイト自体のテーマがぶれてしまい狙っているキーワードでのSEO効果を下げてしまう恐れもあるのです。
*1 今日はどこどこでランチを食べました~とか、最近ゴルフにハマっています!のような記事のこと
まとめ
ホームページの更新頻度を上げることはSEO対策としてかなり効果的。
ユーザーに定期的にホームページを訪問してもらうためにも重要です。
また、ホームページを更新していることがユーザーに伝わるよう、トップページに更新情報が表示されるようにしておきましょう!
更新情報をまとめたページも被リンク獲得に効果的です。
更新情報まとめページにはトップページからリンクで飛べるようにしておくと完璧ですね!